オーガニックオイルとミネラルオイルは何が違う? どっちを使うのが正しいの?

オーガニックオイルとミネラルオイルは全く別物

オーガニックオイルは、農薬や化学肥料を使わずに有機栽培された植物などの、自然由来の成分が含まれたオイルのことです。人工的なもの、化学物質を使っていない天然成分100%のものが多く、肌に優しく安心して使えるのが特徴です。オーガニックオイルと似たような名前の「ミネラルオイル」というものがありますが、この2つの違いを詳しく説明できないという方もいるでしょう。もちろんこの2つは全くの別ものです。

ミネラルオイルとは?

ミネラルオイルとは、天然鉱物のミネラルが含まれているものを言います。「天然鉱物」ということで、天然由来の成分を使っているオーガニックと同じようなものと思うかもしれません。しかしそれは違います。オーガニックとは、有機栽培されたものを言いますが、天然鉱物は有機栽培ができるものではありません。ボディに使えるように生成された鉱物油、石油系オイルと言われており、有機栽培された天然由来の成分ではない、というのが大きな違いです。

鉱物油、石油系オイルと書くとミネラルオイルがあまり良くないものと思うかもしれません。実はミネラルオイルは安全性が高く、肌への負担も少ない優秀オイルなのです。市販のもので言うとベビーオイルやワセリンが代表的なもので、肌に水分を与えてくれる役割があります。悪いものでは決してないので、自分の肌の状態や好みに合わせて上手に使い分けるのもおすすめです。

どちらを使ってもOK

オーガニックオイルもミネラルオイルも、どちらも肌への刺激が少なく安心安全なものです。目的や好みに合わせて、どちらを使ってもいいでしょう。

ボディオイル選びで重要なことは、オーガニックかミネラルかよりも、用途に合ったものを選ぶことのほうが大切です。例えば保湿目的ならば保湿用の物を選ぶ、リラックス目的ならば効能よりも好みの匂いのものやテクスチャーのものを選びましょう。

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